期待はずれ
作詞 作曲 : 鎌倉圭  編曲 : 石黒秀和

にっちもさっちもいかない 日本の経済状態
ランクの落ちるこの国 消費の低迷 株価の暴落
一般大衆の悲観思考は消えず 週刊誌の見出し明るい兆し無し
そんな中で過ごした学生時代
どうにもこうにもならない 瀕死の財政状態
破綻しかけてるこの国 庶民の悲鳴 役所の道楽
大人達は希望を示めせず 教師の話志無し
どうやら皆も見抜いてるみたい

陰湿な教室で 自信を喪失して
気が付いたら 僕は輪の中にいた

この世間を理解し始めると
大人達の行動は いつも期待はずれで
そんなことに 反発もしましたが
いざ 大人になった自分は 期待はずれだった

あっちもこっちも節操無い 皆が皆やりたい放題
さらに ランクの落ちるこの国 格差の拡大 物価の暴騰
働けども楽にはならず 暮らしの収支明るい兆し無し
誰もが未来を読み切れない時代

異質な密室で 自身を消失して
気が付いたら 僕は群れの中にいた

この仕組みを理解し始めると
彼ら達の言葉は いつも嘘まみれで
そんなことに 反発もしましたが
いざ 仕組みを使った自分は 嘘まみれだった

何かを忘れてしまう僕達は 自分への想いを胸に打ち込んだ
痛いよ 痛いよ 痛いよ 子供のような泣き声が 
今日もコンクリートの林に消えていった

この世間を理解し始めると
大人達の行動は いつも期待はずれで
そんなことに 反発もしましたが
いざ 大人になった自分は 期待はずれだった